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2021.09.08
季節を問わず体調管理に気を遣う今日この頃。
"身体は食べるものからできている"と、バランスの良い食生活を心がけている方も多いと思いますが、1日に必要な栄養素全てを毎日食事から補うのはなかなか難しいものです。
そこで生活の中に上手に取り入れていきたいのが、健康食品。不足しがちな栄養素を補ったり、健康維持に有用な成分を摂取したりすることができ、なにより無理なく手軽に日常生活の中に取り入れることが可能です。
一口に健康食品と言ってもさまざまなものがありますが、このページでは代表的な健康食品の一つである、プロポリスについてご紹介していきます。
プロポリスは、ハチミツやローヤルゼリーなどと同じく、ミツバチが作り出す物質の一つで、ハーブや樹木の樹液や樹皮、花粉、新芽などから採取してきた樹脂状物質に、ミツバチ自らの分泌物(唾液)を混ぜて作った、固形物のことです。
プロポリスという言葉には、ギリシャ語で「都市を守る」という意味があり、プロポリスにはミツバチの巣を守る役割があることからその名が付けられたと言われています。
ミツバチは、プロポリスを巣の外壁や隙間、入り口に塗りつけることで、巣の補強や修理を行ったり、また雨や外敵、細菌、ウイルスなどの侵入を防いだりしています。そして万が一、巣の中に外敵が侵入した際には、その外敵を駆除するのにもプロポリスが使われているのです。
またプロポリスには、細菌やウイルスの繁殖を抑制する働きもあり、プロポリスがあることによって、ミツバチの巣は衛生的に保たれています。1つの巣に何万匹という数のミツバチがいても、その巣の中はほぼ無菌状態だそう。
さらに駆除した外敵の死骸を外へ運び出せない場合には、腐敗を防止するためにプロポリスで死骸をコーティングしたりもするそうです。
どうしてプロポリスに細菌やウイルスの繁殖を抑制したり、腐敗を防止する働きがあるのかというと、ミツバチが集めるハーブや樹木の樹液や樹皮などには、植物が傷つけられた際に自身を守るための抗菌作用のある成分が含まれているから。ミツバチは、この植物が持つ抗菌作用を上手に活用しているのです。
こういった効果があることから、プロポリスは"天然の抗菌物質"とも呼ばれています。
人間がプロポリスの効能効果に着目したのは、遥か昔。古代エジプト時代に、ミイラを作る際の防腐剤としてプロポリスが使用されていたという記録が残っているそうです。
またアリストテレスをはじめとする古代ギリシャの哲学者や医学者の著書の中でも、プロポリスの効能効果について言及されています。
科学技術が発展するずっと以前に、人々はプロポリスの効能効果を発見し、上手に活用していたのです。
日本で一般的に流通しているプロポリスは、以下のような成分内訳になっているものがほとんどです。
樹脂・ヤニ状物質 50~55%
蜜蝋(ワックス) 約30%
精油 8~10%
花粉 約5%
ビタミン・ミネラル 約5%
このようにプロポリスには、植物由来の樹脂成分と、ミツバチ由来の蜜蝋成分が含まれています。
では、具体的にどのような有用成分が含まれているのかというと、日本で一般的に流通しているプロポリスの主な成分は、以下の通りです。
フラボノイド(ケルセチンなど)
桂皮酸誘導体(アルテピリンC、p-クマル酸)
アミノ酸
ビタミン(プロビタミンA、ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンE、ビタミンP、ナイアシン、葉酸)
ミネラル(マグネシウム、マンガン、カルシウム、鉄、銅、亜鉛)
タンパク質
など
プロポリスには、このように栄養素がたっぷり含まれています。
プロポリスは、世界各国で採集されていますが、日本で最も一般的に流通しているのは、ブラジル産のプロポリスです。
先ほど一般的なプロポリスの成分内訳をご紹介しましたが、プロポリスの含有成分のうち半分以上を、ミツバチが集めてくる植物に由来する成分が占めています。そのためプロポリスの産地、もっと言うと、プロポリスを採集する巣箱に生息するミツバチの行動範囲内にどんなハーブや樹木が生えているかによって、プロポリスに含まれる有用成分は異なるのです。また見た目も異なり、レッド系からグリーン系まで、さまざま色合いのプロポリスが存在しています。
ブラジルは、日本の約22.5倍もの国土を持つ広大な国で、北の赤道直下のエリアと南のエリアでは気候風土が全く異なり、もちろん自生する植物もエリアによって全く違います。そのため、ブラジル国内だけでも、何種類ものプロポリスが存在しています。
またブラジルは、良質なプロポリスを生産するための条件が整っている国でもあります。
まず先ほどもお伝えした通り、ブラジルは国土が広く、広大な自然の中にユーカリをはじめとするハーブや樹木などが繁茂しており、また養蜂場は、自然が汚染されていない都市部から離れた奥地にあります。
次にブラジルの養蜂に使われるミツバチは「アフリカナイズドミツバチ」と呼ばれるアフリカミツバチとセイヨウミツバチを交配した強健なミツバチで、セイヨウミツバチとは好む植物が異なり、さらにプロポリスの生産能力が高いと言われています。
そしてブラジルは、政府主導でプロポリスの品質保持に力を入れているため、輸出の際に厳しいクオリティチェックを行なっており、高品質なプロポリス原塊や製品のみが国外へ輸出されています。
種類が豊富なだけでなく、このように条件が整っていて、高品質なプロポリスを豊富に生産、輸出できることから、ブラジル産のプロポリスが日本で多く流通しているのです。
品質の高いブラジル産プロポリスの中でも、ブラジル南東部にあるミナス・ジェライス州で採取される緑色の「グリーン・プロポリス」が、特に高品質なプロポリスとして広く知られています。
「グリーン・プロポリス」は、南米固有のハーブである「バッカリス・ドゥラクンクリフォリア(アレクリン・ド・カンポ)」を起源植物としたプロポリスで、ケルセチンをはじめとする数十種類のフラボノイドや、アルテピリンCなどの桂皮酸誘導体が豊富に含まれているのが特徴です。
プロポリスを選ぶ際は、ブラジルのミナス・ジェライス州産の「グリーン・プロポリス」を選ぶことをおすすめします。
プロポリスは、原液(液体)で販売されているのが最も一般的です。
しかし、同じくミツバチが作り出すはちみつのように甘くて美味しいものではなく、独特の味や刺激、ツンとしたニオイがあり、この味やニオイが苦手という方も少なくないと思います。
またベタベタしていて、ヤニがコップなどに付着するとなかなか取れないこともあるため、取り扱いしにくいと感じる方もいらっしゃるでしょう。
健康食品は、いつでも好きなタイミングで飲んで良いものですが、基本的には、毎日継続的に飲むことが推奨されます。
でも、飲みにくかったり、飲むのに手間がかかったりするとなかなか続けられないですよね?
そこでここからは、プロポリスの味やニオイを感じるレベル別に、プロポリス原液のおすすめの飲み方をご紹介していきます。
1日あたり、どの程度の量のプロポリス原液を摂取するかは、購入する製品によって推奨量が異なりますので、各製品の詳細をご確認ください。
当社製品の場合は、1日20滴を目安にお飲みください。
ドラッグストアなどで販売されている空のカプセルにプロポリスを詰めて飲むと、味やニオイをほとんど感じることなく飲むことができます。
もともとカプセルに入った状態のプロポリスを購入した方が手軽ではあるのですが、プロポリス以外の有用成分が含まれていることも多いため、プロポリスのみを飲みたいという場合は、プロポリス原液を購入して自分でカプセルに詰めるのがおすすめです。
また飲みやすいサイズのカプセルを選ぶことができるというのも、自分で空カプセルに詰め替えるメリットの一つ。
もともとプロポリス原液は、1滴ずつ滴下できる容器に入っているため、カプセルの中に数滴垂らすだけで簡単にプロポリスカプセルを作ることが可能です。
ちなみに、プロポリスカプセルの作り置きはおすすめしません。使用するカプセルによっては、保存している間に溶けてプロポリスが漏れ出す恐れがあり、またプロポリス原液の容器に入れておく方が品質が保持されるからです。
少し手間ではあるのですが、毎回飲む直前にプロポリスカプセルを作るようにしましょう。
コーヒーや牛乳、味噌汁といった味の濃い飲み物に混ぜて飲むと、プロポリス原液独特の味やニオイが軽減されます。
おすすめは、牛乳などの油分の多い飲み物。プロポリス原液の大半は、樹脂や蜜蝋といった油脂分のため、油分の多い飲み物に溶けやすく、ヤニなども残りにくいです。
またヨーグルトやはちみつなどに混ぜても美味しく食べられます。
プロポリス原液を入れることによって、味が変化することもあるため、味が変化しない、あるいは、変化しても美味しいと思える飲み物や食べ物を見つけられると、より続けやすくなります。
最もベーシックな飲み方が、水や白湯にプロポリスを滴下し、薄めて飲む方法です。プロポリスの味やニオイはあまり軽減されません。
この方法で飲む場合は、特にプロポリスのヤニがコップなどに残りやすいため、プロポリス専用のコップを用意するのがおすすめです。
プロポリス原液独特の味やニオイが気にならず、手軽さを重視したい方におすすめなのがこの方法です。
飲み物を一口含んでから、プロポリスを口の中に直接滴下します。口に含む飲み物は、口の中にヤニが残りにくいように、油分の多い牛乳などを選ぶのがベター。
プロポリスを飲むための準備が必要なく、また専用カップなどを用意する必要もないため最も手軽な方法ですが、思わぬところにプロポリスが垂れて服や周囲を汚してしまわないよう注意が必要です。
プロポリスは原液で購入するのがおすすめなのですが、その理由の一つが、原液が1つあれば、飲む以外にも活用できることです。
プロポリスを水に薄めてうがいをすることもできます。
またうがいのたびに毎回プロポリスを扱うのが手間という場合は、プロポリススプレーを作って常備しておくのも◎ 使いたい時に手軽にプロポリスをシュッとスプレーすることができます。
プロポリススプレーを作るのに必要なのは、プロポリス原液と水、スプレーボトルのみ。
プロポリススプレーの作り方については、別のページで詳しくご紹介していますので、気になる方はチェックしてみてください。
▶︎のど(喉)のお守り《プロポリススプレーの作り方》大公開!
<!– https://hachinotakara.com/topics/topics-2520/ –>
ここまで何度かご紹介してきましたが、プロポリス原液には、少々取り扱いが難しい部分もあります。
ここでプロポリス原液を取り扱う際の注意点を、いくつかご紹介していきます。
プロポリスを飲む際に使用したコップには、ヤニが付着します。
コップに着いたヤニは、基本的には市販のアルコールティッシュやアルコールスプレーで拭くと簡単に落とすことができ、軽度であれば牛乳を注いでも落とすことができますが、できれば専用のコップを用意することをおすすめします。
※もちろん体に害はございません。
服や絨毯などの布製品に付着したプロポリスは、落とすのが難しいです。
カプセルに詰め替えたり、直接口に滴下したりする際には、こぼしたり、垂らしたりしないように十分注意してください。
プロポリスの成分は比較的熱に強く、プロポリス原液は常温保存が可能ですが、特に長期保管をする際は、直射日光を避けるのはもちろんのこと、冷暗所に置いておくようにしましょう。
蜂の宝本舗のプロポリス原液は、日本国内の自社工場にて全て手作業で丁寧に製造し、貯蔵しています。
ブラジルのミナス・ジェライス州の高品質グリーン・プロポリス原塊のみを使用。
抽出用のアルコールにもこだわり、日本アルコール産業の『特定・トレーサブル95・特級』という、植物を材料とした度数95%の高純度アルコールを使用しています。
熟成期間は平均3年以上。最高グレードのプロポリス原液「GS-119」は、実に5年以上の長期熟成期間を経てようやく完成します。
そして各製品には、この独自の『完全熟成抽出法』によって完成したプロポリス原液の、成分が安定している中央部のみを使用しています。
このように蜂の宝本舗では、高品質グリーン・プロポリス原塊・高純度アルコール・長期熟成によって、品質の高い高濃度プロポリス原液を製造しているのです。
蜂の宝本舗のプロポリス原液が気になっている方は、「蜂の宝本舗プロポリス原液SV-04」のお試しサンプルを税込1080円、送料無料でご用意しておりますので、ぜひ、お試しください。
▶︎蜂の宝本舗プロポリス原液 お試しサンプル SV-04 5cc 送料無料
またプロポリス独特の味やニオイが苦手という方は、プロポリス入りのはちみつやキャンディーなどからはじめてみるのがおすすめです。
当社でもご用意がございますので、こちらもチェックしてみてください。
▶︎プロポリス商品一覧
https://shopping.hachinotakara.com/products/list?category_id=7
ここまでプロポリスについてご紹介してきましたが、まだまだ気になることがあるという方もいらっしゃると思います。
プロポリス原液を購入するにあたって、疑問やお悩みをお持ちで、誰かに相談したいという方は、ぜひ、お気軽にお問い合わせください。
健康生活を応援するアドバイザーが、どんな些細な疑問やお悩みにでも、お答えいたします。
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